いつまで染めるのが正解なのか? オトナの白髪対策


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(ph/Aflo)

一般的に35才くらいから増え始めるといわれる白髪。そもそも、なぜ白髪は生えてくるのだろうか?

「白髪は遺伝するとは言い切れません。白髪ができる直接の原因はまだわかっていませんが、髪の毛のメラニン色素が何らかの作用で極端に少なくなるため、色素のない白い髪が生えてくるのです。加齢やストレスも無関係とはいえないでしょう」(ACAクリニック銀座院長の浜中聡子さん・以下「」内同)

そこで白髪を染めることになるが、最近の白髪染めはかなり進化しているという。

「以前は、白髪染めといえば黒やダークカラーなど暗い色が主流でした。ですがここ数年で染毛剤も進化し、カラーバリエーションも飛躍的に増加。明るい色も選べるように。

また、白髪には青みを加えて透明感を出し、黒い毛はこげ茶やベージュになど明るめに変えて、白髪とそれ以外の髪が自然になじむような塗り方をしてくれる美容師さんも。このように今は、白髪を無理に隠さず、グレーヘアと呼ぶ白髪を生かしたヘアスタイルを楽しむ人も増えています」

白髪染めはおしゃれ染めと違い、健康な黒髪や少し白髪まじりの毛なども、白髪に合わせて明るくブリーチする必要があるので、想像以上にダメージを受けている。

「生え際が気になっても月に1回を目安にしましょう」

美容室でカラーリングする日は前日に髪を洗ってきちんと乾かして寝ること。当日に髪を洗うと、頭皮が摩擦などで敏感になっていることがあり、普段はしみないカラー剤がしみたり、刺激を感じることもある。とくに更年期は頭皮が敏感になっている場合があるので注意が必要。当日に洗った場合は、美容師にその旨伝えておくと安心だ。

「ホームカラーは、サロンのカラーより薬品が強いので、時間や塗布量を間違えると仕上がりがムラになってしまうこともあり、髪や頭皮へのダメージも大きいんです。

また、ヘアマニキュアやカラートリートメントだと、その後希望の色に染まりにくくなることも。利用する際は慎重に」

一度始めたら白髪染めは一生、やめられない?

「そんなことはありません。まずは白髪を2か月ほど染めずに伸ばし、その後、前述した白髪を生かす染め方で半年から1年かけて白髪を優勢にしていけば自然に移行できます。髪のダメージも、心の負担も減るのでおすすめです」

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(ph/Aflo)


◆サロンカラーとホームカラーの違いとは?

【色選び】
ホームカラー
→店頭で商品の箱に印刷されている色を参考に、自分の髪色に合った商品を選ぶ。
サロンカラー
→希望の色やイメージに合わせて担当者と相談して決定。微妙な調整も対応可能。

【塗布】
ホームカラー
→付属のハケまたはブラシ付き容器で塗っていく。後頭部は見えづらく塗りにくい。
サロンカラー
→髪を分けながら手早く塗布。髪の状態に合わせて、プロだけに塗りムラもなし。

【薬の特徴】
ホームカラー
→2種類の薬剤を混ぜる方法はサロンと同じ。市販品は万人の髪が染まりやすいよう、薬剤が強めに作られている。
サロンカラー
→2種類の薬剤を混ぜて調合。髪や頭皮の状態を見ながら、薬剤の強さを調整するので自然な仕上がりに。

【仕上がり】
ホームカラー
→きちんと塗れていれば問題ないが、塗り方や放置時間によりムラができることも。
サロンカラー
→前回との境目もなく均一できれいな髪色に。白髪も悪目立ちせず自然に仕上がる。

【色持ち】
ホームカラー
→残留アルカリ(カラー剤が髪に残ること)の影響でカラーの色あせが比較的早い。
サロンカラー
→色持ちはホームカラーに比べてよい。サロンによってはアルカリ除去などのケアも行ってくれる。

【ダメージ】
ホームカラー
→カラー直後の髪がどんな状態か判断しづらい。想像以上に傷んでいる可能性大!
サロンカラー
→前処理・後処理で頭皮や髪の負担を軽減。最低減のダメージで白髪染めが完了。

美容師やカラーリストによるカラーリングと、市販の薬剤によるホームカラーの違いは上記のとおり。

「カラーリングは髪の化学変化です。髪のダメージが気になる人はサロンを選んで。日常ケアもラクですよ」

◆美容師との上手なつきあい方は?

「日本の美容師は世界的にレベルが高い」と生活美容ジャーナリスト・山岸敦子さん(以下「」内は同)。

「たとえ初めてのサロンでも、髪の毛を触ったり、頭皮の状態を見れば、美容師さんはあなたの髪の悩みを一目で把握できます。“若い時と違って、くせが強くなって”とか、“薄毛が気になるけど、シャンプーは何がいい?”など、髪の悩みをより具体的に相談することで、美容師さんも確信が持てるので、適格なアドバイスをしてくれるはずです」

万が一、担当者を変えたい時は、今の担当者に遠慮しなくてもいい。

「知人の髪形を見ていいと思ったら、担当した美容師を紹介してもらってOK。今までとまた違う雰囲気になれるかもしれません」

髪形を変えたら10才若く見られたという声も聞くが、髪が自分に与える影響は大きいもの。頭髪外来の専門医や美容師を味方につけ、今の自分を輝かせる髪を手に入れて。

 

※女性セブン2016年4月28日号

 

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