あのアイドルまで!? セレブに急増中の「牽引性脱毛」とは?


日々、パパラッチに狙われているセレブたち。プライベートを狙われるため、メイクをしていないスッピンの顔やだらしない姿を撮られてしまうのは当たり前。しかし無防備な素顔よりも、もっと目を疑うような「美女のハゲ姿」も撮られているのだ!

実はヘアスタイルにこだわり過ぎると起こる脱毛がある。セレブたちの実例を見ながら原因と対策を紹介していこう。

◆容姿が命のスーパーモデルまでが…

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1996 年に久保田利伸と『LALALA LOVESONG』でデュエットした世界的スーパーモデル、ナオミ・キャンベル。彼女の前髪がハゲていると話題になっているのをご存じだろうか?  2010年にガソリンスタンドでモデル撮影をしているとき、前髪の下から地肌が見えたハゲ写真をパパラッチされているのだ。

また、その2年後の2012年には、恋人とバケーションを楽しんでいる姿を撮られたが、このときは、おでこから頭のてっぺんまで髪がない状態…。もう「おでこが広い」というレベルとはいえない。

続いてはアメリカのスーパーアイドル、ブリトニー・スピアーズ。後ろ髪のエクステが取れた状態をパパラッチされ、耳の上と後頭部の地肌が見えるほどハゲてしまっていることが明らかになった。デビュー以降、美少女シンガーとしてティーンから憧れられていたブロンドのストレートヘアは、一体どこに行ってしまったのだろうか?

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さらに人気ヒップホップグループ、ブラック・アイド・ピースのファーギーは、てっぺんの頭皮が丸見え状態に。黒髪なので白い肌が余計に目立ち、彼女のセクシーさも頭皮丸見えで台無し!

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他にも元サッカー選手・ベッカムの妻であるビクトリアや、お騒がせセレブとして名高い女優のリンジー・ローハン、さらにはレディー・ガガまで薄毛になっているとネットで騒がれている。

◆セレブたちはなぜハゲた?

ストレスやホルモンバランスの乱れはハゲの要因と言われており、常に衆目にさらされるセレブたちには強烈なプレッシャーがあることは想像に難くない。

さらにセレブならではの要因は「髪へのこだわり」。ナオミ・キャンベルは美しいストレートヘアを保つため刺激の強い液剤で縮毛矯正を続け、ブリトニーは髪をブロンドや黒髪に繰り返し染めてきた。中でも、分け目や生え際の毛が薄くなったのは「牽引性脱毛」になってしまったためと考えられている。

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◆牽引性脱毛とは?

牽引性脱毛は、頭皮を引っ張ることで起こる抜け毛のこと。都内で美容院を営む美容師歴20年のAさんは、こう説明する。

「例えば、髪ゴムなどできつく毛を縛ると、頭皮を引っ張っている状態になってしまいます。そのヘアスタイルを長時間続けていると頭皮に負担がかかり、髪の生え際や分け目の髪が細くなって脱毛を引き起こすのです。避けるべきポイントは、『長時間、頭皮を引っ張る髪型を毎日続ける』ということです」

毎日、編み込みのへアスタイルを続けるアフリカ系アメリカ人の女性や、後ろ髪をきつく結ぶポニーテールを続けるバレリーナが、牽引性脱毛症になりやすい言われている。

また、牽引性脱毛は外部からの刺激で毛が薄くなるので、女性だけではなく常に髪を束ねている男性(坂本龍馬みたいな!?)にも起こり得る。セレブたちの場合は、髪に過度のエクステを付けたことによって牽制脱毛になったとも考えられているのだ。

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◆エクステのメリットとデメリット

「エクステ」とは「ヘアエクステンション」の略。地毛に直接、人工や人毛の毛束を付けるウィッグの一種だ。2000年頃から若い女性の間に普及し、今ではヘアサロンの人気メニューになっている。当然、愛用しているセレブたちも多い。

エクステの利点は、髪の長さや量、好きなカラーを選べるので、地毛を長く見せたり、ブリーチのように髪を傷めずにメッシュを入れたり、髪にボリュームを出したりできること。エクステを付けている期間は大体1~2か月くらいが大半で、シャンプーをしても取れることはない。

ところがエクステには髪にダメージを与える危険も潜んでいたのだ。前出の美容師Aさんはこう語る。

「エクステは地毛に毛束を付けるため、毛束の重みで頭皮にかなり負担がかかります。事実、引っ張られる感覚や痛みを訴えるお客様もいらっしゃいます。エクステ を希望されるお客様が気にするのは、頭皮よりも毛の質やエクステの取れにくさなので、『編み込みをきつめにしてほしい』とリクエストされますが、きつめに編んでしまうと常に髪を引っ張る状態になってしまい、場合によっては頭皮に湿疹ができてしまいます」

エクステには様々な種類があるが、代表的なものは地毛にエクステを編み込む方法と、シールで付ける方法の2種類。ただ、もともと毛が細い人の中には、シールを付けっぱなしにして薄毛になってしまった人もいるとか。

「シール方式はエクステを付ける地毛の量が少ないので、支えとなる頭皮の面積が小さくなります。そのため頭皮の負担が大きくなってしまうのです。また、超音波式のエクステもあります。これはケラチン(硬たんぱくの一種)を溶かして超音波で固めているのですが、外すとき非常に取りづらく頭皮に負担をかけることがあります」(Aさん)

おしゃれがハゲの原因になるなんてショック! でも実際エクステなら、スタイリングが楽で美しいロングヘアがかなうのも事実。「どうしてもやりたい!」という場合、何かいい方法はないかAさんに聞いた。

「髪の毛をずっと引っ張っている状態を防ぐため、1か月に一度は外すことで頭皮への負担を軽減できます。再度付けるときは、それまで付けていた位置とずらした場所に付けるといいでしょう」

エクステは長期間続けて使用するのではなく、一度外して頭皮に休憩を入れたほうがよさそう。付け続けるときはその都度、頭皮の状態などを見て、美容師さんと相談したほうがいいそうだ。

では、もしすでにハゲてしまっている人はどうしたらいいのだろうか?

「ハゲの部分を隠そうとエクステを利用するお客様もいますが、頭皮への負担を考えると悪循環になるので、隠すならばかぶせるタイプのウィッグのほうがいいですね。それでも頭皮に負担はかかるので、長時間の使用はオススメしません」(Aさん)

◆牽引生脱毛を防ぐためにはどうしたらいい?

髪を引っ張るという行為自体が頭皮の負担になるので、無理なブラッシングや髪を強く結ぶことも牽引性脱毛の原因になるそう。髪のおしゃれと牽引性脱毛予防を両立させるコツについてAさんはこう話す。

「ポニーテールや三つ編みはゆるめに結ぶこと。また、髪を引っ張る髪型を毎日することは避けます。カチューシャやバレッタなど、髪を引っ張って固定するものも 頭皮に負担がかかるので、これらのヘアアクセサリーも付ける位置を変更したり、付ける頻度を少なくしたりすることが大切です」

意外と気づかないのは、ヘアアイロンで髪をストレートにするとき。なるべく効果があるように、アイロンで髪をギュッと強く挟んで下に滑らせがちだが、一回一回、挟む力を弱めながら下に移動させると、頭皮への負担が小さくなるとのこと。

決して「エクステは悪い!」「髪を結ぶとハゲになる!」というわけではなく、長時間の同じ箇所への負担が問題なのだ。頭皮へストレスやダメージをなるべく与えない極意は、髪にも「オフの日」を作ってあげることかもしれない。

 

 

 

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