ヘルメットや着ぐるみ… 働く男の頭皮ムレムレ事情


薄毛や抜け毛を心配する人にとって、日々の頭皮のケアは大事だ。頭皮には髪のもととなる毛根や、それに栄養を送るための血管が走っている。そのため最近は育毛剤メーカーでは、頭皮を活性化したり清潔にしたりと、環境を整えるための効能を強く打ち出している。しかし、いくらいい育毛剤を使っても日ごろのケアをおろそかにしては意味がない。そこで、頭皮に過酷な環境で働く職場の方々に、その対策法を聞いてみた。

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頭皮の蒸れにどう対処するかも育毛の大問題

◆工事現場では…

建設会社に勤務する板野吾郎さん(仮名)は、工事現場歴12年という32歳。主にビルの建設に携わることが多いという。

「ご存知の通り現場ではヘルメットが必須です。ドラマなどでは荒っぽいイメージで描かれることが多いですが、実際は『早くしろ!』みたいな怒号は飛ぶことはほとんどないんですよ。でも、安全対策を怠るとものすごく怒られます。ですからヘルメットは安全地帯に行くまでずっとかぶっているわけです」

ただ、ヘルメットは非常に蒸れると板野さん。最近のヘルメットは通気性をよくする設計になっているというが、汗かきの板野さんにとっては、あまり効果がないとのこと。

「実は昨年くらいから抜け毛が多くなってきた感じがしたので、3か月ほど前から育毛剤の『チャップアップ』を使い始めました。ただ、いくら良い育毛剤を使ったとしても、頭皮の蒸れを改善しなければ意味がありません。そこで、ヘルメットにひと工夫をすることにしたんです」

板野さんは“マイヘルメット”を持つことが許されているので、自分のヘルメットの内側にメッシュ地で作られた通気性の良いインナーを装着することにした。1500円程度で買えるという。

「インナーは複数のメーカーからいろいろなタイプが出ているので、汗を吸いやすいものだとか冷却剤を入れられるものだとか、その日の天候や気温に合わせて変えています。『チャップアップ』を使う前よりも頭皮を大事にするようになりましたね

→「チャップアップ」について詳しく知りたい方はこちら

◆バイク通勤では…

44歳の江川昭二さん(仮名)は、若いころからずっとバイクに乗っている。いまでも通勤や会社の用事で出かけるときの移動手段として使うほか、休日も遠乗りすることが少なくない。

「18歳のときに免許を取ってから、バイクに乗らない日はなかったといっても過言ではないほどです。バイクというのは不思議な乗り物で、乗れば乗るほど体と一体になってくるんです。人生の3分の1くらいはバイクの上にいるんじゃないでしょうか(笑い)」

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フルフェイスのヘルメットは着脱時の抜け毛にも気をつけたい

バイクに乗っている時間が長いということは、それだけヘルメットをかぶっている時間が長いということでもある。この点について江川さんは、やはり気にしているとのこと。

「ここ3年くらいの間に、髪の毛がちょっと薄くなってきたなと感じています。年齢ということもあるんでしょうが美容師さんに聞いたら、ヘルメットをかぶった後の頭皮ケアが足りないのではと指摘されました。特にバイクのフルフェイスのヘルメットの場合は自分の頭部にタイトに固定しているので、着脱の際に髪が引っ張られることも毛根にダメージを与えるとも言われました」

髪の毛が強い力で引っ張られることで起こる「牽引性脱毛」は、脱毛の一症状として知られている。江川さんの担当美容師は、それも抜け毛の原因となっている可能性を心配したそうだ。

「そこでいろいろ調べた結果、『インナーキャップ』という、蒸れを防ぐ帽子をヘルメットの下にかぶることにしました。水泳帽のような形状ですね。比較的メジャーなアイテムだったようですが、私はこのとき初めて知りました。ヘルメットと頭の間にワンクッション入るので、着脱のときに髪を引っ張るテンションも軽減されます」

それと同時に江川さんは育毛に力を入れることにしたそうだ。2か月前からは、知人からすすめられたという育毛剤の「フィンジア」を朝晩つけ、抜け毛対策を行っている。

→「フィンジア」について詳しく知りたい方はこちら

◆着ぐるみの中では…

前島憲一さん(仮名)は、30歳。イベントなどでキャラクターの着ぐるみの中に入って演じる仕事をしている。

「カッコいい言い方をすれば“スーツアクター”です。役者との二足のわらじなんですが、クライアントから気に入られて、同じキャラクターをやることが多くなりましたね。ただ、着ぐるみの中はすごく暑くなるんです。冬場でもけっこう汗びっしょりになりますよ」

前島さんが入っている着ぐるみの中は、体との間にある程度の空間があり、背中の下の方の目立たない場所に通気の穴もある。だが、首から上はとても蒸れてしまうとのこと。

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蒸れやすいかぶりものの中で快適に過ごす工夫とは?

「着ぐるみはそうそうクリーニングに出さないので、演じ終わると汗と汚れで頭はすごいことになりますね。頭皮の洗浄は『スカルプD』を使って、頭皮や毛穴のケアをしていましたが頭皮の蒸れ対策に『携帯用ファン』を着ぐるみの中に持ち込むことにしたんです」

携帯用のファンとは乾電池で動く小さな扇風機のことだが、羽根がむき出しではなくケースに入ったものがあるので、前島さんはそのタイプのものを着ぐるみのすき間に取り付けたそうだ。前島さんは、髪に気をつかうなら、ちょっとしたアイデアでも実践することが大切ではないかと思っている

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育毛剤の成分や効果については各社とも研究を重ね、常に最新のものが開発されている。しかし、ユーザー本人が頭皮へのダメージを与え続けていては意味がない。日々、小さな工夫で頭皮環境を整えていくことも「毛活」の一つなのだ。

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