育毛剤ユーザーが懺悔「髪に申し訳ないことをしていました」


薄毛、抜け毛は遺伝的要素も重要なことが近年の研究で明らかになっている。一方、後天的な問題も指摘されており、不潔にしていたり偏った食生活をしたりすることが、頭皮や毛根を傷めつけると、ヘアケアの専門家は口をそろえて言う。そこで今回は育毛剤ユーザーに、「ああ、髪を傷めつけてしまったなあ…」という経験談を聞いてみた。

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知らないうちに髪や頭皮を傷めていることも?

◆汗やホコリを十分落とさなかった…

東京都に住む46歳の会社員、西川達彦さん(仮名)は、頭頂部がかなり薄くなってきていることが悩みだ。育毛剤は使い始めてもう2年になる。

「親父がツルッパゲなので、遺伝の要素が大きいのかなと思います。でも、2歳下と5歳下の二人の弟の髪は無事なんですよね。おふくろが浮気していた? そんなことはありません(笑い)」

西川さんは、兄弟の中で自分の髪だけが薄くなっていることについて、昔の仕事が関係しているのではないかと分析している。

「大学を卒業した時期が、ちょうどバブルが弾けたタイミングで、いい求人が減っていました。そこで、本来の志望ではなかったんですが、求人があった建設関係の会社に就職したんです。建設といっても事務職ではなく、バリバリの現場です。コンクリートや土や鉄骨と格闘する毎日でした」

ビルや道路を作る現場であるため、当然ヘルメットを着用する。力仕事も多く、一日を終えると夏冬問わず汗びっしょりになったという。

「作業服を脱ぐと体中、汗とホコリにまみれていて、頭も例外ではなく汚れています。もちろん風呂に入るわけですが、なにしろ疲れてクタクタで、頭も体もざっと洗うだけでしたね。実は、これもいまの薄毛に結びついているんじゃないかと思っているんです

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汗をかく仕事をする人は頭皮のケアにも注意

育毛剤や育毛シャンプーを発売しているメーカーや育毛サロンも、頭皮を不潔にすることは毛穴を詰まらせ、健康な髪に支障をきたすと注意喚起している。そう考えると確かに、西川さんは毛根にダメージを与えやすい生活だったのかもしれない。

「そんな生活を10年も続けていましたからね。その後、転職してガテンな職場からは解放されましたが、数年前から頭頂部が寂しくなってきました。そこで育毛剤と育毛シャンプーで髪と頭皮のケアをするようになったのです。20代のころにちゃんと髪の面倒を見ていたらハゲなかった…かどうかはわかりませんけどね(笑い)」

◆石けんで適当に洗髪していた…

久保田孝之さん(仮名)は35歳の会社員。髪は全体的に薄くなっているものの、スポーツ刈りのように短くしているので、一見したところ薄毛は目立たない。しかし最近、地肌が目立つようになってきたため、1年前から育毛剤を使っている。

「中学から大学まで野球をやっていたので、短い髪はボクのトレードマークみたいになっています。頭によくないことをやったといえば、野球をやっていた時代の頭の洗い方かなあと思うことがあります髪の毛が短いので、ちゃんとしたシャンプーは使わず、体を洗う石けんで頭も洗っていたんです

体用の石けんが頭皮に悪いかというとそんなことはないのだが、久保田さんは洗い方も良くなかったと反省している。

「体から先に洗うクセがあって、そこで泡立てた石けんでついでに頭も洗うというような方法だったんです。自分では“男らしい”と思っていたんですが、これでは満足に髪や頭皮を洗うことができませんよね

ときどき頭皮にかゆみが出たそうだが、久保田さんは特に気にしていなかったという。大学を卒業し会社勤めを始めてからは、シャンプーを使うようになったが、髪が短いため「とにかく値段が安い」シャンプーですませていたとのこと。

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髪が短いからといって油断してはいけない

「いまの薄毛との因果関係がハッキリしているわけではありませんが、後で疑問に思うくらいなら、若いうちから育毛剤なり育毛シャンプーなりできちんと頭のケアをしたほうがいいですね

とは、久保田さんからのアドバイスである。

◆髪を乾かさずに寝ていた…

30歳の青山浩二さん(仮名)は抜け毛が気になり、数か月前から育毛剤を使っている。

「昔から頭がかゆいことが多かったので、かゆみを軽減させる働きがあるシャンプーを愛用してきました。でもあまり治まった試しはなく、ボクの体質みたいなものかなと思っていました」

青山さんはあるとき、行きつけの美容室で、かゆみの原因について指摘されたという。

「日常の髪のケアについて話をしていました。ボクが風呂上りに髪の毛を十分乾かさないで寝るといったら『それはいけません』と、注意されたんです。美容師さんが言うには湿気を含んだままの髪の毛は、雑菌を繁殖させやすいとか。雑菌による炎症が、かゆみを引き起こす可能性があるとも言われました」

もともと無精だったという青山さん。髪の毛は「だいたい乾いたらいいだろう」と、しっかり乾燥させずに床に就いていたことを思い出した。

「美容師さんは『抜け毛はかゆみのために、無意識に頭皮をかきむしっているからでは?』と、分析していました。取り急ぎ、風呂上りには髪をしっかり乾燥させる習慣をつけました。その結果、少し抜け毛が減ったような気がします。髪や頭皮によくないことをしていたら、いくら育毛剤を使っても効果が上がるわけないですよね。ホント、反省しています」

* * *

髪や頭皮に対し「よくないことをしていた」と感じている人の共通点は“無精”のようだ。ケアが万全でも抜け毛が起こることはもちろんあるが、リスク軽減のためにはマメで丁寧に髪をいたわるほうがいいに違いない。そして、その上でしっかり育毛剤でサポートしていくのがベターだろう。

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