髪が生えてくるまでどう耐える? 育毛剤プラスαテクニック


b6eadb1d91d41f784d2a9598ddeaddad_s

いかにしてハゲをごまかすかは大きな課題

 

育毛剤は、予防で使い始めるという人はあまり多くはない。薄毛になって「やばい!」と感じてから使用するケースがほとんどだ。また、育毛剤にしろ薬によるAGA治療にしろ、始めればいきなり効果が出るワケではなく、それなりの日数や治療経過が必要だ。そこで、育毛中の人は効果が見られるまで、薄毛をどのようにカバーしているのかを調べてみた。

◆つむじ周辺をカバーする方法とは?

東京都に住む45歳の会社員、江崎さん(仮名)は、つむじがかなり広がってきたタイプの脱毛だ。抜け毛に気づいたのは半年ほど前のこと。

「前や横、後ろの髪はまったく無事ですし、白髪もないので、全然気づきませんでした。おそらく私と正面からしか話したことのない人は、私がハゲつつある人間だと思わないでしょう。自覚したのは、友人たちと旅行に行ったときです」

旅先のあちこちで記念写真を撮ったという江崎さん一行。友人の一人が江崎さんの後方から撮った写真を見せてくれた。観光地の風景もキレイに撮れた一枚だったが、江崎さんはそれ以上に気になったのが自分の頭だ。

「私が空を仰いでいる後ろ姿だったんですが、つむじのあたりの地肌がかなり広く見えていたんです。『俺、ハゲじゃん!』と言ったら、友人は『デジタルカメラでは地肌が目立って写ることがある』とフォローしてくれましたが、そんな生易しい見え方ではなかったですね」

7242daf7169d9139d00d5d6dcf3e863b_s

パーマをかけることで隠せる部分もある

 

それ以来、育毛剤と育毛シャンプーを使い始めた江崎さん。しかし、つむじのことを気にし始めるとどうにも落ち着かず、同僚や部下が自分のハゲをネタにしているのでは…?という被害妄想にも似た感覚に襲われたという。

「育毛剤をつけ始めてから髪の質がよくなってきたように感じていたので、いつかつむじの部分に髪が生えてくるのではと期待しているのですが、それまでなんとかごまかしたい。そこで、いつも通っている美容院で『つむじ隠し』のヘアスタイルを相談することにしました」

江崎さんの場合は広がったつむじを隠す程度だし、周囲の髪はふんだんに残っている。美容師といろいろ話し合ったところ、パーマをかけることにしたという。

「それまでは直毛で7:3分けにしていましたから、パーマをかけた髪型をしている自分が不思議でした。会社では『心境の変化』と言っていましたが、中にはハゲ隠しと気づいた人もいるかもしれません。それでも隠せているというのは気持ちの上でかなり楽になりましたね」

江崎さんは毎日、育毛剤を熱心につけ、パーマでごまかさなくてもいい日を心待ちにしているそうだ。

◆「増毛パウダー」を加減して…!?

42歳の会社員、西山さん(仮名)は、頭頂部がまばらにハゲてきているタイプだ。遠目に見たら薄くなっているとは思えないのだが、髪の質がかなり柔らかいので午後になるほどペッタリとなり、薄さが目立ってくるという。

「まばらになっている“すき間”を埋めればごまかせるだろうと使ったのが、パウダー式で髪が増えたように見せられるものです。いわゆる増毛パウダーなどと呼ばれる製品ですね」

実際の効果のほどはどうだったのだろうか? 西山さんによると、パッと見たところ意外と気づかれないものだという。自分でも鏡でチェックしたところ、頭頂部はうまく隠せているように感じたそうだ。

「私が使っていたのは、振りかけた人工毛をスプレーで固めるタイプのものです。朝、出かける前にセットして帰宅後にお風呂で洗髪して落とし、育毛剤をつけて床に就くという使い方をしています。使っているパウダーが地毛の色と似ているせいか、けっこう自然に仕上がっていると思っています。親友にカミングアウトして感想を聞いてみたら、『相当注意深く見ないとわからない』というお墨付きをいただきました」

67e9107a125c6137ebe799b27e02ee83_s

つむじの広がりを隠したいという人は多い

 

西山さんは育毛剤を使い始めて1年になる。最近は髪の毛にしっかりとしたハリが出て、わずかながら新しい髪も生えてきたとのこと。そこで、増毛パウダーの量を減らし始めた。

もう少し髪が増えたら、パウダーの量をさらに減らすつもりです。はた目には、急に髪が増えたり減ったりしたようには見えないでしょう。表面上うまくごまかしながら育毛が進んでいると、秘密兵器を使っているような妙な高揚感があって面白いですよ(笑い)」

増毛パウダーは、ハゲがかなり進んでしまうと効果的に使うことは難しいが、西山さんのように薄毛がさほど目立たない時期に利用し、同時に育毛剤を使用するというのは賢い選択かもしれない。取り急ぎ、しばらく気づかれずにいたい人にはオススメできるかもしれない。

◆むしろ思い切ったほうが目立たない!?

最後は51歳の会社員、平川さん(仮名)。平川さんも「髪型でカバー」するタイプであるが、かなり思い切った方法をとっている。

「スキンヘッド…というには大げさなんですが、“五厘刈り”レベルにまで短くしてしまったんです。ごまかすというか、むしろハゲを目立たせてしまっていますね(笑い)。髪を刈った直後、周囲には『いやあ、ハゲはつらいね!』と、自分で笑いを取りにいきました

平川さんも育毛剤を使って髪の復活を願っている一人だが、なぜそんな短く…?

「育毛剤は毎日使っていますし、頭皮にいいといわれるシャンプーも使っています。もし髪が生えてきたら、スキンヘッドのほうがわかりやすいんじゃないかと。そのときは短い髪型から始めて、だんだん伸ばしていけばいいと思っています。そのほうが、カツラだなんだと言われなくていいのでは? というのが私の考え方です」

ハゲを「隠す」のではなく「目立たせる」ことでごまかす。なかなか高度な戦術である。

* * *

ハゲを自覚したときというのは、ほぼ他人からもそう見られていると思っていい。その変化を、できればなんとか悟られないようにしたい…と思うのが人の気持ちである。しかし、今回、登場してくれた人たちを見る限り、「ハゲ隠し」は決してネガティブな手段などではなく、育毛に励む気持ちを前向きにサポートしてくれるメソッドの一つともいえそうだ。

おすすめの育毛剤

  • iqos01
    研究員のコメント
    天然植物成分で作られ、肌に優しいのが特徴。頭皮の炎症やかゆみが気になる人にもオススメです。頭皮の雑菌を抑え、フケや痒みを防ぐグリチルリチン酸2K、ジフェンヒドラ...

関連キーワード