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育毛に効果的な成分7つを解説

髪を気にする男性

薄毛が気になる男性の中には育毛剤や発毛剤を使っている方も多いと思います。最近はいろいろな種類の育毛剤や発毛剤が販売されていますし、口コミサイトやドラッグストアを見て、とりあえず人気のものを購入している方も少なくはないかもしれませんね。しかし育毛剤や発毛剤と言えど、商品によって含有している成分も効果の出方も異なるので、効率よく薄毛対策を進めたいなら自分の髪の状態に最も適したものを選ぶ必要があります。そこで今回は、育毛に効果的な成分7つや、その特徴、副作用の有無、気になる疑問点、おすすめの育毛剤などを紹介していきたいと思います。

プランテルEX

育毛剤の成分が持つ働きとは

育毛剤の成分とは?

薄毛の原因は主に「毛の成長が遅くなる」「脱げ毛が増える」「頭皮環境の悪化」の3つの原因から起こると考えられています。育毛剤に含まれている成分もこれらの3つの原因にそれぞれ対応しているため、その働きにより3タイプに分類できます。

毛の成長を促す「攻め系成分」

頭皮の血流が悪くなると毛母細胞や毛乳頭細胞に十分な栄養が行き渡らなくなり、毛の成長の妨げとなります。そういった状態を改善するための成分が毛の成長を促す成分、いわゆる「攻め系成分」です。毛母細胞を活性化させる成分や血行促進作用のある成分がこの「攻め系成分」に該当します。

抜け毛を防ぐ「守り系成分」

抜け毛の増加により薄毛が進行していく、主な症状のひとつにAGA(男性型脱毛症)があります。AGAはDHT(ジヒドロテストステロン)という物質が原因で起こる脱毛症で、そのもととなっているのが男性ホルモンです。男性ホルモンは体つきをたくましくしたり、体毛を増やしたりと男性らしさを作る働きがありますが、その反面髪の毛に対しては薄毛や抜け毛を促すという性質を持ちます。そのため、育毛剤には抜け毛を防ぐ、いわゆる「守り系成分」として脱毛を促す男性ホルモンを抑制する働きを持つ成分が配合されていることが多いです。

頭皮環境を整える「土台作り系成分」

薄毛の原因のひとつに頭皮環境の悪化があります。例えば皮脂が過剰に分泌されると毛穴が詰まったり炎症が起きたりして髪の毛の成長の妨げとなります。育毛剤にはこういった頭皮環境の乱れを整えるために「土台作り系成分」として、皮脂の分泌を抑えたり保湿・抗菌作用があったりする成分が配合されているものも多くあります。

発毛剤と育毛剤の代表的な有効成分

続いては発毛剤と育毛剤に含まれている代表的な有効成分を紹介していきましょう。

発毛剤

基本的に発毛剤は医薬品に分類されるため、「毛のないところに毛を生やす」効果が期待できる成分も含まれています。しかし高い効果が期待できる分、副作用のリスクも低くはないので使用には注意が必要です。ここでは有効成分の効果とともに副作用についても少し触れていきます。

1.ミノキシジル

ミノキシジルはもともと高血圧の治療薬として開発されましたが、その後発毛効果があることが判明したことで、脱毛症の治療薬としても認可された成分です。現在は臨床実験が行われたアメリカをはじめ、世界90カ国以上で認可を得ており、日本でも発毛剤の有効成分として用いられています。

ミノキシジルには「毛母細胞を活性化させる」「血行を促進する」という毛の成長の促進につながる作用があります。いわゆる「毛のないところに毛を生やす」効果が期待でき、ホルモンとは関係のない成分なので、男性だけでなく女性の薄毛対策にも役立つと言われています。

ミノキシジルの副作用

ミノキシジルには「頭皮に塗るタイプの外用薬」と「携行するタイプの内服薬」の2種類がありますが、このうち発毛剤として認可を得ているのは外用薬のみです。ただ、内服薬もAGAクリニックなどで処方してもらうことは可能です。基本的に内服薬の方が外用薬よりも発毛効果が高く、即効性にも優れていますが、その分副作用のリスクも高いので服用には注意が必要です。ミノキシジルの副作用としては、頭皮のかぶれやかゆみ、発疹、頭痛、めまい、胸の痛み、体重増加、手足のむくみなどの症状が考えられます。

2.フィナステリド

フィナステリドはAGA治療薬として用いられているプロペシアの有効成分です。プロペシアと同じ効果効能を持つジェネリック医薬品は成分と同じフィナステリドの名前で販売されています。

フィナステリドはAGAの原因物質であるDHTを作るのに必要な5α還元酵素を阻害することでDHTの生産を抑制し、発毛を促す働きを持ちます。AGA治療薬としての知名度は高く、すでに世界60カ国以上で発毛効果が認められ治療に生かされています。

フィナステリドの副作用

フィナステリドは妊娠時のリスクを高めるという理由から、女性の服は禁止されています。また、男性の服用時は勃起不全(ED)や性欲減退、精子減少など男性機能に関わる症状をはじめ、食欲減退やうつ症状、肝機能障害などの副作用が起こるリスクもあります。ただ、副作用のリスクは他のAGA治療薬と比べると低いため、比較的安全な成分だと言えるでしょう。

3.デュタステリド

デュタステリドとはAGA治療薬として用いられているザガーロという新薬の有効成分です。フィナステリドと同様に、AGAの原因物質であるDHTを作り出す5α還元酵素の阻害薬として用いられています。ただ、デュタステリドはフィナステリドとは違い、Ⅰ型とⅡ型の5α還元酵素を阻害することが可能なので、フィナステリドよりも脱毛抑制・発毛効果が優れていると言われています。

デュタステリドの副作用

デュタステリドは男性ホルモンに影響を与える性質があるため、女性は服用することができません。また、副作用として勃起不全(ED)や性欲減退といった男性機能に関連した症状が発現する可能性があることが分かっています。また、他の副作用として頭痛やうつ症状、肝機能障害などが起こる可能性もあります。

4.塩化カルプロニウム

塩化カルプロニウムはフロジン液という名前で、医療機関などで処方されている発毛剤の有効成分です。血行を促進する働きがあるため、それにより毛母細胞へ栄養が行き渡りやすくなり、髪の成長を促す効果が期待できます。

塩化カルプロニウムの副作用

塩化カルプロニウムは市販の発毛剤にも配合されていることが多い成分です。副作用としては頭皮のかぶれやかゆみのほか、発汗、悪寒などがあります。

育毛剤の有効成分

続いては育毛剤に含まれていることが多い有効成分を3種紹介していきましょう。

5.センブリエキス

センブリエキスとは、日本や中国、朝鮮半島に生息しているリンドウ科の2年草であるセンブリの有効成分を抽出したエキスのことです。センブリは非常に苦みが強い植物で、その苦みに高い薬効があると考えられており、特に胃に有効な漢方薬として昔から重宝されてきました。

センブリエキスには血行を促進する作用や頭皮の炎症を抑える作用、そして毛乳頭細胞を活性化させることで発毛を促す作用を持つ有効成分が含まれています。いずれの作用も頭皮環境の改善や髪の成長の促進につながる働きであることから、センブリエキスは育毛シャンプーや育毛剤など多くの製品に配合されています。

6.グリチルリチン酸ジカリウム

グリチルリチン酸ジカリウムは漢方の原料として知られる甘草の根に含まれている成分です。殺菌作用や抗炎症作用に優れているため、頭皮の炎症やそれに伴うかゆみ・フケの発生を防ぎ、頭皮環境を整える効果が期待できます。

グリチルリチン酸ジカリウムは肌荒れやニキビケアにも効果が期待できるため、育毛剤だけでなく化粧水や日焼け止めなどのスキンケア用品にも活用されています。また、抗アレルギー作用や解毒作用もあることから、風邪薬や抗アレルギー薬、肝機能障害などの治療薬にも配合されているようです。

7.M-034

M-034(北海道ミツイシコンブ由来エキス)はワカメや昆布などの海藻類のネバネバしている部分に含まれている成分の一種です。育毛剤の成分名には「海藻エキス(1)」と表記されていることもあります。

M-034は2年間育成した北海道の日高沖に自生しているミツイシコンブから自然成分を抽出し、それを低温瞬間製法でミネラルだけ抽出して生成されています。天然の昆布から作られている天然成分なので人体に優しく、副作用なども現時点では発見されていません。

育毛効果に関しては、血行促進や毛母細胞を作り出す外毛根鞘(がいもうこんしょう)の増殖促進、保湿効果などが期待できることが分かっています。簡単に言えば頭皮環境の改善や、抜け毛の予防や髪の成長促進などが期待できるということです。こういった育毛効果の高さや副作用のリスクの低さから、M-034は育毛の有効成分として注目されており、すでに男性用・女性用問わず育毛剤や育毛シャンプーに配合されています。

おすすめの育毛剤はこれ!

育毛剤の極致

ここまで育毛剤に含まれている成分を紹介してきましたが、「成分のことは分かったけど具体的にどの育毛剤が良いのか分からない」と思われている方も多いと思います。そこで今回、ぜひおすすめしたいのが「プランテルEX」です。

「プランテルEX」は上記で紹介したセンブリエキスやグリチルリチン酸ジカリウムといった有効成分をはじめ、育毛効果が認められているリデンシルや独自の保湿成分である、ぺブプロミンαなどが配合されている育毛剤です。これらの成分を研究の末に到達した独自比率で配合することで発毛パワーを限界まで向上させているため、高い発毛効果が期待できます。質感もサラッとしていてべたつかないので、使い心地にこだわる方にもおすすめしたい育毛剤です。

成分に関する疑問を解決!Q&A

成分に関する疑問を解決

最後に育毛剤の成分に関するよくある疑問に答えていきたいと思います。

副作用の心配はないのか

育毛剤にはほとんど副作用はありませんが、医薬品である発毛剤には副作用のリスクがあります。ただ、薬に分類される製品にはすべて副作用が起こる可能性があり、例えば市販の風邪薬や栄養ドリンクにも副作用のリスクはつきものです。発毛剤に関しても副作用のリスクはそこまで高くはありませんが、不安を感じられる方は育毛剤を使うことをおすすめします。

有効成分を多く含んでいる育毛剤の方が効果は高い?

育毛剤や発毛剤には含有している有効成分の数が多いことを大々的に宣伝しているものもありますが、実は成分数が多ければ多いほど効果が高いというわけではありません。むしろ成分数が多いとその分アレルギーを起こす可能性が高くなるので、一概に成分数が多い育毛剤・発毛剤の方が良いとは言えないのが現状です。

同じ成分でも複数の名前があるのはなぜか(例:センブリエキス、センブリ抽出液)

同じ成分でも別の名前があったり、商品によっては成分名を簡略化して記載したりしているものもあるからです。また、同じ原料でも生産過程が異なると違う名前が用いられることもあります。ちなみに「センブリエキス」「センブリ抽出液」はどちらもセンブリという植物から抽出したエキスのことなので、名前は異なりますが全く同じものと言えます。

おわりに

いかがでしたか?育毛剤・発毛剤と言っても、それぞれ含有している有効成分は異なります。育毛剤や発毛剤を購入する際はぜひ今回紹介した有効成分の特徴を参考に選んでみてください。