職業別とんでもハゲあるあるエピソード<お客さん編>


以前、遊園地で働く知人から「ジェットコースターに乗ったお客さんのカツラが取れて飛んでった」という話を聞いたことがある。「作り話だろう」と思いつつ、その光景を思い浮かべて爆笑したものだ。その後、別の遊園地で働く知人からも、同じような話を聞いて驚いた。実はけっこう多い「事故」なのかもしれない。

他の職業でも「ハゲのお客さんでこんな人がいた」という、「あるある!」な話があるのではないか…。そう思い、8つの職種でリサーチしてみた。中には「あるある」どころではなく「信じられない!」という話も出てきてしまった…。まずは、ご一読を。

◆頭皮マッサージに意味ある?:エステティシャン(20代女性)

01

「うちのお客様は全て女性ですが、育毛目的で頭皮マッサージを受けに来る方はけっこういます。また、カツラやウィッグをつけたまま施術を受ける方もいらっしゃいます。フェイシャルマッサージをする際、頭にタオルを巻くのですが、カツラの方はひとまわり頭が大きくなるのでちょっと巻きづらいことがありますね。

リラクセーションの一環として頭皮マッサージを受けた方の中に、カツラのお客様がいました。自分でカツラを取らない以上、こちらも『外して』とは言えませんから、そのまま施術しました。

そのお客さんが『私、頭皮、堅いでしょ。それが悩みなの』と言われるので、『じゃあ、一生懸命マッサージで柔らかくしますね』と答えましたけど、カツラなんだから堅いのは当たり前。内心、『私、何をマッサージしてるんだろう…』と思いましたね」

その人にとってカツラはもう体の一部だから、より入念なマッサージを…いや、そんなわけはないか。

◆いろいろと気にしすぎな患者さん:歯科医院院長(60代男性)

02

次は「ベッドに寝る」つながりで、歯医者さんの「ハゲあるある」を。エステとは違い、歯医者さんでは仰向けになる。

「おでこが広い患者さんは、治療のとき仰向けになるのを一瞬ためらいます。頭が下がるからおでこが出ちゃうと思うんでしょう。実際は歯医者のベッドって頭がそんなに下がるということはないんだけどね。本当に下がってたら頭に血が上っちゃいますから。

ただ、口を開けたときにカツラがズレた患者さんはいますよ。口の動きは頭皮にも連動しますから。女性の患者さんでは口を開けた瞬間、頭から『パチン』という音がしたことがあります。ウィッグが外れたのかなぁ。治療の後、頭を押さえながらトイレに直行していました」

中には「治療用のライトで頭がテカるのではないか」と心配する思う患者さんも少なくないとか。

「ライトは口に向かってあてるので問題ありません。それより自分の虫歯を心配しましょう」とは院長の言。ごもっとも。

◆ハゲに悩むのは百害あって一利ナシ:心療内科院長(40代男性)

03

「ときどき『ハゲの悩みで来院する人はいるの?』と聞かれますが、ほとんどいません。問診している中で『ハゲをからかわれた』という経験を話す人はいますが、不安の原因はハゲではなく、それ以前の人間関係に起因しているものです。

精神的な問題が原因で円形脱毛症が起こっている患者さんはいます。でも、その方にとってはハゲよりも抱えている悩みのほうが問題。女性は円形脱毛を隠すどころか、悩んでいる証として知人に見せる人も珍しくありません。彼女たちにとってハゲは『SOS』のサインでもあるんです」

円形脱毛症の原因が心の問題である場合、悩みが解消できれば脱毛も治まるケースが多い。

「ハゲはストレスも原因の一つ。ハゲにとって悩むことは百害あって一利ナシ。ハゲをつらいと考えるより、育毛を頑張るか全く気にしないかにしたほうがいいでしょう」

◆立ち位置と視線が接客のキモ:イタリアンレストランマネジャー(30代男性)

04

次はレストラン。店員さんはハゲたお客さんをどう思っているのだろうか?

「お客様は座っていて私たちは立って接客しますから、どうしても頭が見えてしまいます。ですので、注文を受けるときの立ち位置や、料理を提供する際の歩くルートを気にしますね。楽しんで食事していただくための配慮です。また、ハゲのタイプによっても変わります。

具体的にいうと頭頂部がハゲているお客様の場合、真横や後ろ側には立ちません。向かい合う形にしますね。逆におでこのほうからハゲている場合、正面から向き合わず少し位置をズラします。あと、視線は必ず目か胸。どれだけ頭部が気になっても、絶対に視線を移さないようにするのです。『ハゲをすごく気にしてる人だなぁ』と、特に感じたときは、あえてオーダー票を見続けることにしています」

レストランに行ったとき、店員さんが自分のほうを見ずに手元ばかり見ていたら…。単に態度が悪い店員の場合もあるだろうが、いずれにしろ微妙な気分になりそうだ。

◆買いすぎな客は逆に心配?:ケーキ店オーナー(50代男性)

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食事のあとはスイーツ!ということで、ケーキ屋さんでも聞いてみた。

「よく買いに来る女性のお客様で気になるのは『太っている』『肌が荒れている』で、その次に『薄毛』が多いかもしれません。お客様全体から見たら少数ですが、街ですれ違う薄毛の人よりは多い気がします。

でも、月に1回くらいの頻度でいらっしゃるお客様は全く逆で、『スリム』『お肌ツルツル』『髪の毛ツヤツヤ』ですね。スイーツが悪いわけではないと思いますが、不思議とその傾向があるんです。髪の毛に元気がないお客様は、ひょっとしたらストレスで甘いものを食べまくっているのかもしれません」

オーナーによると男性客では、太っている人もハゲの人も少ない印象とのこと。この男女差は何なのか…? とはいえ、男女問わず食べ過ぎには注意を!

◆ナゾのニットキャップ男:都内デパートのバイヤー(30代女性)

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次はデパートの地下食品街、通称「デパ地下」のケーキ売り場で取材。場所柄、セレブなお客様が多い気もするが…。

「デパートに来る女性のお客様は、髪が薄くなくてもウィッグをつけている方が多いです。後でハゲてきても『もともとウィッグをつけてる』という言い訳があるせいか、落ち込んでる様子はないですね。

男性のお客様では、こんな人々がいます。デパートには受付や店員にキレイな女性が多いので、彼女たち目当てで来店する人、けっこう多いんですよ。中にはいつもニットキャップを被っている人がいて、店員の間で『ハゲ隠しじゃないか』と噂になっていました。冬だけでなく一年じゅうニットキャップ。でも、そのせいか受付の子はそのお客様をよく覚えてますね。夏場は汗だくで頭皮によくないでしょうけど」

ハゲの真偽は不明だが、ともかく受付嬢に強いインパクトは与えられたようだ。

◆ハゲに触れずに逆ギレ:地方局のTVレポーター(30代女性)

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次は芸能界から。地方局でレポーターを務めるタレントさんにロケ地での「あるある」を聞いた。

「各地で様々な方にインタビューをしますが、中には自分のハゲ頭をネタにする人がいるんです。ある農家を取材した際『こちらの農作物は、太陽の陽射しを浴びて元気に育ってるんですね』と聞いたら『俺の頭も太陽みたいにピカピカだろ』と言われて、どう答えていいか分かりませんでした。あえて触れないようにしていたら、『気を使われるほうが失礼だ!』と怒られてしまいました。別にハゲのレポートじゃないのに…。

ハゲについて『どんどんイジっていいからね。話としておいしいだろ?』という方も多いんですが、その人は構わなくても、視聴者の方が不快に思ったら困りますからね。なかなか難しいものです」

イジるべきか、イジらざるべきか…。素人さん相手だと特に困ってしまうのは想像に難くない。

◆中途半端なハゲはマイナスイメージ?――区議会議員(30代男性)

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「私のまわりだけかもしれませんが、『政策も頭も中途半端はダメ』と、よく言われます。要は『フサフサ』か『ハゲ』のどっちかがいいということ。フサフサで剛毛だと、強い意志と行動力を持ったイメージを出せます。逆にハゲていると昔の政治家のように貫禄があって老獪なイメージになるんです。『ちょっと薄い』や『ハゲてないけど毛が細いだけ』というのはダメですね」

確かに政治家はイメージが大事。しかし明らかにカツラだと欺かれそうな感じはするし、あえてスキンヘッドにするとちょっと怖い気もする。頭がスケスケなら、お金に関してもクリアにしてほしい…。あ、別に元都知事の話とかではないです。

* * *
今回は8つの職業で「ハゲあるある」を調べてみた。同じ職業でも「うちではそんなことはない」という異論や、「うちはもっとすごい」という声もあるかもしれない。職業特有のハゲエピソードがあるという人は、ぜひご教授願いたい。

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